1940
- 太平洋戦争の真只中、応用地質学に足跡を残した渡邊貫により日本物理探鑛が設立する
- 弾性波探査を用いた土木地質調査を他社に先駆け実施する
- ダム・トンネルの地質調査に弾性波探査を適用する
主な調査実績
- 弾性波探査を用いた鉱床調査・炭田調査
- 農業用ダム・鉄道トンネルの調査
1950
- バス転落事故での捜索がきっかけとなり磁気探査の研究を進め事業として成功させる
主な調査実績
- 発電用ダム・多目的ダムの調査
- 鉄道・道路トンネル調査
- 佐久間ダム、御母衣ダム等大規模ダム調査
- 青函トンネル、北陸トンネル等のトンネル調査
技術・機器開発
1960
- 高度経済成長期、当社の磁気探査技術が急速に進められた港湾整備を支える
主な調査実績
- 東海道新幹線、高速道路の弾性波探査
- 臨海工業地帯の危険物調査
- 新幹線、火力・原子力発電所の調査
- 港湾内の危険物調査
技術・機器開発
1970
- 海底の地質調査として独自開発した屈折法海底弾性波探査(リフラフォン)により海峡の海底探査に革命をもたらす
- 当社の探査技術が、世界物流の要であるスエズ運河の浚渫・拡幅工事を円滑に進めるために活用される
主な調査実績
- 高速道路建設に伴う地質調査
- 航路、泊地および陸上での危険物調査
- 海峡における地質調査
- 海外運河における危険物調査
技術・機器開発
- 海上弾性波探査手法の開発
- 反射法弾性波探査法の開発
1980
- 磁気探査技術のデジタル化に成功。精度の向上、解析時間の短縮により受注が増える
主な調査実績
- 新幹線、揚水式ダムにおける地質調査
- 市街地における危険物探査
- 高速道路、原子力発電所、長大トンネルの調査
- 耐震調査、市街地における埋設物調査
技術・機器開発
- デジタル鉛直磁気探査システムの開発
- ジオトモグラフィーの開発
- 海底パイプライン監視システムの開発
- 微動探査法の開発
1990
- 石油備蓄の重要性が増すなかパイプライン・モニタリング・システムを独自開発し国内の経済や生活を守る
- 中国における老朽化遺棄化学兵器処理のために当社の金属探知器による探査や磁気探査技術の需要が高まる
主な調査実績
- 地下大深度地質調査
- 空洞調査
- 切り土・覆工背面調査
- 演習場安全化探査、金属探知機の販売
- 産業廃棄物調査
- 火山ガス調査
- 土壌汚染調査
- 市街地における埋設物調査
技術・機器開発
- 毒ガス弾等の危険物調査手法の開発
- 空洞調査の研究開発
2000
- 「明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社」に選出される
- 当社の物理探査技術等を有効的に組み合わせ、土壌汚染・地下水汚染調査や火山ガス調査を精力的に実施。地域の安全を確保する
- 北陸新幹線のトンネルズリに対し、サイト概念モデルを適用し物質の汚染拡散を予測する
主な調査実績
- 埋設毒物調査、土壌汚染調査、土壌安全工事
- 危険弾探査、地下空洞調査
- 土壌・地下水汚染調査、土壌安全化工事
- 物理探査を用いた毒ガス、化学弾の調査
2010
- 東日本大震災により北上川で水没した車両の探査で国土交通省に表彰される
- 南海トラフ地震対策として、木曽三川の堤防補強工事に貢献する
- 北陸新幹線金沢→敦賀間の地質調査を実施、都市間の鉄道インフラをつなぐ一助を担う
- 沖縄米軍基地の返還に伴う埋設物調査として磁気探査、電磁探査を適用し地域復興に寄与する
技術・機器開発
- 災害復旧のための電磁探査装置の開発
- 総合物理探査の検討
- 危険物探知能力向上の研究開発
- 磁気記録による危険物判定アルゴリズムの開発
2020
- クリーンエネルギーとしての洋上風力発電に伴う建設工事の安全化に寄与する
- 創立80周年を迎え、社史の発刊、記念技術者発表会全員大会を開催する
- 東京都が実施する集中豪雨対策としての地下広域調節地事業に地質調査で貢献する
- 職場体験として東京都大田区の中学生を受け入れる
- 大阪万博、横浜花博の開催に向け、磁気探査を用い工事の安全化に寄与する
主な調査実績
- 洋上風力発電施設のための海上水平磁気探査
- 米軍基地返還に伴う埋設物調査
- 中国廃棄化学兵器事業
- 地中レーダ探査(空洞調査、埋設物調査)
- サイト概念モデルによる土壌地下水汚染のシュミレーション
技術・機器開発
- 地中障害物磁気探査方法の開発
- ソナライザーの開発
- 大型金属探知機の開発
- フラックスゲート型磁気探査装置の開発
- 高周波交流電気探査装置の開発
- ドローンを用いた物理探査