物理探査手法 - 弾性波探査
弾性波探査
弾性波探査とは、地下を伝わる弾性波が物性(主にP波速度、S波速度および密度)の異なる境界で屈折や反射などの現象を生じることを利用して、地下構造を調査するための手法です。
代表的な探査法として、屈折波を利用する屈折法と反射波を利用する反射法があります。
■ 公開技術資料 - 「弾性波探査の概説」
「弾性波探査の概説」は平成8年10月に当社から発表された技術研究資料です。
弾性波の特徴から、探査法、解析法など基礎から詳しく説明しております。
ここではPDF形式で公開していますのでご自由にダウンロードの上、ご参照下さい。
(※ ダウンロードしたファイルを無断で転写、改変、及び再配布することを禁止します。)
弾性波探査の概説 (2.39MB)
製本での配布も行っておりますので、ご入用の方はこちらの案内にしたがってご請求ください。
目次
- 1.はじめに
- 2.弾性波速度と地質工学
- 2.1 弾性波の分類
- 2.2 弾性波探査による速度と地質
- 2.3 弾性定数
- 2.4 割れ目と弾性波速度
- 2.5 含水による速度の変化
- 2.6 耐震調査とS波
- 2.7 弾性波速度と物性値
- 3.走時曲線の解析
- 3.1 基本となる解析
- 3.2 弾性波探査の適用上の限界
- 4.建設工事に適用される弾性波探査
- 4.1 ダムサイトの弾性波探査
- 4.2 トンネルの弾性波探査
- 4.3 地すべり地の弾性波探査
- 4.4 採土、採石場の弾性波探査
- 4.5 構造物基礎の弾性波探査
- 4.6 切土地点の弾性波探査
- 5.海域での弾性波探査
- 5.1 音波探査
- 5.2 海底屈折法(リフラフォン)
- 5.2.1 測 定
- 5.2.2 走時曲線の形状
- 6.結言
- 参考文献