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海上水平磁気探査

■機雷・爆弾等危険物類を安全かつ効率よく探査

日本の港湾や近海には、現在もまだ多数の不発弾(機雷・爆弾等)が残っています。こうした水域での工事・浚渫作業は非常に危険であり、施工前に危険物の除去が必要になります。こういった不発弾類を安全かつ効率良く探査するには、海上磁気探査が適しています。面積・探査区域の形・水深・実施箇所の条件に合わせて、測量方法・測定機器・使用する観測船の組合せの選択肢がありますが、一般的には両コイル型磁気傾度計による探査を行います。

海上水平探査

両コイル型磁気傾度計数本を一定の間隔で木材・アルミ材 等で固定して枠状にし、これを観測船から吊り下げて航行します。両コイル型磁気傾度計の間隔は、機雷・大型爆弾等を探査する場合には2m、小型爆弾等の小さな埋没物を探査する場合には1mに配置します。
 観測船には測定装置・測量装置・測深装置等を積載し、両コイル型磁気傾度計により検出された磁気波形を連続的に記録します。得られた磁気波形及び航跡から、磁気異常点を見出し、埋没物の位置および磁気量を求めます。

水中に投入される探査枠イメージ
磁気探査を実施するので、探査枠の材料には非磁性のものを使用します


探査の方式には、大きく分けて自航方式と曳航方式があり、前者は水深の浅い所や岸壁等で囲まれている場所等で使用され、後者は水深の深い所や区域が広域である場合等に使用します。

観測船の位置の測定は、主にGNSSによって行われます。



探査イメージ(自航方式)






探査イメージ(曳航方式)



■ 潜水探査:金属探知機または磁気探知機を用いて潜水士が行う最終探査

海上水平磁気探査によって検出した磁気異常点は、潜水士による潜水探査により磁気異常物の掘削確認を行います。潜水探査で使用する探知機は、金属探知機および磁気探知機(フラックスロッド等)があります。金属探知器はコイルから交流磁場を発信し、埋没している金属内で発生する渦電流による二次的な磁場を受信して金属物を探知します。磁気探知機は2つのフラックスゲートセンサを差動接続して磁場の強さの差から鉄などの強磁性体を探知します。

金属探知機を用いて最終探査を行う潜水士   磁気探査機を用いて最終探査を行う潜水士
潜水作業状況(左:金属探知機使用時 右:磁気探査機使用時)

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