MESSAGE

社長メッセージ

  • 壮大な時間やスケールで、地球を科学する。
    見えない地下を「見えるカタチ」にする仕事

    私たち日本物理探鑛の使命は、「目に見えない地下の様子を広範囲かつ迅速に」明らかにすること。科学的な視点に立って地下を捉え、分析や理解を試みる=地球科学の奥深さをぜひ、日本物理探鑛で感じてほしいと思います。自然現象、大陸、海洋、火山活動、鉱物といった地球の歴史の過程で造られてきた事物はひとつ一つが異なります。どのように誕生し、どのように進化して今のカタチになったのか、過程のコマを過去に戻りながら、様々な角度から推理して、迫り、そして未来がどうなるのかを調べていく。観察した事実と物理的な論点から、目に見えない地下の様子を明らかにする私たちの事業は扱う時間や空間のスケールが壮大であり、そしてそのどれもが人間にとって重要な問題解決に応用され、社会に役立ちます。
    建設の仕事というと、建物や鉄道、トンネルなど、上物を創り出す、地図に残る仕事をイメージされる人が多いかもしれません。一方、私たちの地下を調査する仕事は地図にも残りませんし、地味で裏方的。しかし、私たちが調査し、解析するデータがなければ、地上の建築物やインフラの盤石な基礎は作れません。特に21世紀に入ってからは、地球温暖化による自然災害の頻発化やインフラ設備の老朽化が進み、私たちの技術をさらに高度化させていく必要があります。
    私は今年の6月に社長に就任したばかりですが、当社がこれまで培ってきた技術を引き続き、さらに磨くべく、新しい技術やサービスにも積極的に取り組んでいきたいと思います。「今ある調査以外にも何か自分たちがお役に立てることはないだろうか」を常に意識し、前へ進んでいく私たちのチャレンジは、世界的な気候や環境危機の解決の一端を担い、社会貢献へと繋がっていくと確信しています。だからこそ一人ひとりの「安心で安全な未来を創りたい」という意欲を存分に発揮してもらえるよう、働き方改革や人材育成にもより一層、注力していきたいと考えています。
    地盤調査のパイオニアと自負する私たちと共に安心で安全な未来を切り拓く、チャレンジスピリットにあふれる方との出会いを楽しみにしています。

    日本物理探鑛株式会社 代表取締役社長内田篤貴

    日本物理探鑛の経営理念
    高度な技術により
    安全な社会の発展に貢献する