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陸上鉛直磁気探査

■ 目標物の平面位置・深度をより正確に測定

埋没深度が深く、地表面での探査では不発弾が検出されない場合や、埋没位置を正確に知りたい場合には鉛直探査を行います。不発弾等の探査では、証言位置を中心にメッシュに探査孔を配置します。探査孔の削孔はロータリー式ボーリング機により行い、この孔中で磁気測定を行います。削孔中の安全を確保するため、1m掘削するごとに孔底で測定を行い、近くに埋没鉄類がないことを確認して掘削を続けます。
 所定の深度まで削孔が終了したら、ボーリングロッド内に両コイル型磁気傾度計を挿入し、センサ昇降機にて孔口から孔底へ、孔底から孔口へと連続した磁気記録を測定します。その後、得られた磁気異常波形を解析することにより埋没位置および磁気量を求めます。
 また、ある孔中で磁気異常が検出された場合は、その周辺に追加のボーリングを行い、磁気異常の詳細な位置・深度を求めます。

なお、土質が砂層等でn値が低い場合は、ウォータージェット方式で探査孔を削孔することもあります。


■鉛直磁気探査の作業手順

1. ボーリングマシンまたはウォータージェットで探査孔を削孔します。


磁気探査用ステンレスロッド・ビットを使用して、削孔径46mmにて所定の深度まで削孔します。弊社の鉛直磁気探査用の両コイル型磁気傾度計は外径φ25mmで、ステンレスロッド内に挿入することができます。そのため、削孔~探査までのロスが無く、高い作業性を有しています。
 また、削孔中に不発弾に接触するのを防ぐため、1m削孔ごとにステンレスロッド内に磁気傾度計を挿入し、孔底の安全を確認しながら所定の深度まで削孔します。

陸上からの削孔  水上では台船上から削孔します

ウォータージェット方式による削孔状況。磁気探査用アルミパイプ(50mm)にて削孔します。


2. 探査孔内で磁気探査を行います。

センサ昇降機により精度の高い磁気記録が収録できます


センサ昇降機をボーリングロッドに取付け、両コイル型磁気傾度計を探査孔内で一定速度で移動させます。センサケーブルには深度読み取り用のメタルテープが1m間隔で取り付けられており、センサ昇降機に内蔵されている深度読み取り用センサーを通過すると信号が出力されるようになっています。これにより、より正確な磁気量・埋没深度を求めることができます。

3. 測定データを収録します。



磁気センサからの信号とセンサ昇降機からの信号をλシステムに取り込み、ディスプレイに表示させます。データの良否を確認後、本体内のハードディスクに保存します。



過去に発見された250kg爆弾の磁気波形

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