日本物理探鑛株式会社70年のあゆみ


弊社は1942年12月7日の創立以来、2012年12月7日で創業70周年を迎えました。
"70年のあゆみ"を簡単にご紹介いたします。

1942年 日本初の物理探査会社を創業


  • 1942年(昭和17年)12月7日に日本物理探鑛株式会社を創立
  • 主に弾性波探査法を用いて関門トンネルや青函トンネルなどの海底トンネルの調査を実施

  • NHKブックス「物理探査」(早川正巳著 日本放送出版協会 昭和50年発行)には,次のような記述があります。
    …また1942年には,日本ではじめての物理探査の会社,日本物理探鑛株式会社が設立され,主として土木関係の探鉱成果を向上するための特殊問題に対して多くの新しい調査研究を行なった。

1950年代 弾性波探査による地盤調査を普及


  • 佐久間ダム、北陸トンネル、フィリピンのマリキナダムやカラバトヨトンネルなどの建設に先立ち、弾性波探査を数多く実施
  • 1951年7月 大増水した天竜川に国鉄バスが転落したため、 河床に埋没したバスを探す調査を、東京大学から借り受けた磁気傾度計によって実施
  • 1952年12月 創立10周年を記念して「地質工学」を創刊

1960年代 爆弾や機雷を対象とした磁気探査法を開発


1970年代 海底用金属探知器を開発


1980年代 地下埋設物探査システムの開発


  • シールドトンネル工事などの障害となる基礎杭や埋設管を対象とした地下埋設物磁気探査を多数実施
  • 原子力発電所建設に伴う歴史地震資料調査を実施
  • 陸上用に改良した金属探知器で全国の自衛隊演習場の安全化探査を実施
  • 人工地震実験などで首都圏基盤構造研究に参画
  • マレーシア,インドネシア,シンガポール,モロッコなど海外で物理探査を実施

1990年代 打音探査器・鉄筋探知器の開発


2000年代 物理探査を併用した独自の環境防災調査を開始


2010年代 震災復興および防災のための調査を実施










創業70年、これからも創造的な技術力により社会へ貢献して参ります。